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Ferdinand Hodler展 今年もアートな1年でありますように!

 相変わらず仕事の方はきりきり舞いです。

 

 今まで任せっきりにしていたことにも、目を配らなければならないというのはかくも疲れるものなのかと痛感しております。ストレスも相当溜まっているようです。

 

 こんな時は「絵でも見に行こう!」という訳で本日から開催されているフェルディント・ホドラー展の兵庫展を観に行きました。恥ずかしながら、ホドラーという画家を今まで知らなかったのですが、昨年暮れにたまたま見たEテレの日曜美術館で東京展の模様が取り上げられていて、その作品に非常に惹かれてしまいました。年が改まったら神戸へ巡回することを知り、満を持して本日の兵庫展初日に足を運んだ次第です。

 

 ホドラーの作品、ユングフラウの山々を題材にした絵はまるで彫刻を見ているようですし、人物画の表現は本当にリズミカルです。人間というのは精神をその燃料として体を動かすものなのだということが感じ取られます。だから、体をしっかり観察すればその人の心も見て取ることができる。

 

 絵を描く作業というと、私の場合、画家がキャンバスと対象物を交互に見比べながら黙々と絵筆を動かしているというイメージがありました。しかし、ホドラーに限らず展覧会に絶えうるような一流の画家は、ひとつの作品を物する前に沢山のデッサンや習作を描き上げます。そしてそれらの積み重ねていくことで最終的な作品が仕上がります。これは、何かを習得する時も同じで、デッサンよろしく何度も何度もそのイメージに合う線を頭の中に引いていって、段々とその物事の輪郭が明確になって行くのだと思います。対象を捉えようとする行為は、科学も芸術も同じです。

 

 ホドラー展、私が知らない画家だったからマイナー?という訳でも無いのでしょうが、土曜日の昼下がりの時間帯にしては会場は空いていて、非常にゆったりと鑑賞することができ助かりました。混んでいるとなかなか思い通りに作品を鑑賞することができず、疲労感ばかり募りますから。

 

 午後から出かけると何となくせわしいので、以前なら美術家にでも行こうかという日は午前中から家を出ていました。しかし、今日は違います。ちゃんと「ガロア理論の頂を踏む」を朝から3時間ほど勉強して、お昼すぎから出かけました。会場へ向かう電車の中でも、しっかり「i暗記」で単語の勉強などしたりして、まるで受検を控えた高校生のようです。(笑)

 

 ほんとうは、もう1時間ほど余計に勉強するつもりだったのですが、iTunesがWi-FiでiPhoneを認識しなくなり、その問題解決に1時間以上も費やしてしまいました。この事象は以前からよく発生し、Macの再起動やiPhoneの再起動などで大抵解決していました。しかし今回はいろいろと手を尽くしても一向に解決しません。ケーブルでつなげば認識できますが、ちょっとバックアップをとったりするために一々ケーブで繋ぐのは面倒な話です。(以前はケーブルで繋ぐのが当たり前だったのに・・・。人間というのは勝手なものです。)結局、ひょっとしてWi-Fiルータを再起動すれば解決できるかも知れないと思いつき、試してみたら目出度し目出度しでした。コンピュータって便利ですが、この手のトラブルに遭遇すると猛烈に時間を浪費してしまいますね。

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